前回のクルトガ以降、シャープペンシルって本当にこんなもんなの?と色々情報を集めてました。
 やっぱりね、結局は学生御用達なんですよ。シャーペンって。
 授業で板書する時にノートにみっちりと文字をたくさん書かないといけないので、カーボン芯の筆記距離が有利なのでしょう。
 でも大人はそんな事しません。
 もしあなたが文字をたくさん書いて文書を作らないといけない場合はどうしますか?ノートにみっちりとシャーペンで文字を羅列しますか?
 しないでしょ。現代人はキーボードでカタカタと文字を打ち込みます。今の私のように。
 その方が早いし、そもそもデジタルの方が再利用性が高く、後にフォーマットを整形して書類に出力するのも簡単ですから。
 つまり一般の大人にはカーボン芯の筆記距離によるランニングコストなんて考える必要はなく、純粋に書き心地でペンを選べるので、鉛筆やシャーペンを使う理由なんて無いのです。
 逆に言うと、シャーペンに書き心地を求める事自体が間違っているって事ですね。
 もし今あなたが受験生で、勉強の効率化のために高くても良いから書き心地の良いペンが欲しいとなったら、まずはシャープペンシルを止めてみるってのはどうでしょう?
 大人が受ける司法試験を勉強する人たちは、書き心地を重視して万年筆を使うそうですよ。

 と、そんな事を考えながら人気のシャープペンシルについて検索かけてたところ、ちょっと気になるシャーペンが。
 ポチッと購入。

ぺんてる 万年CIL KERRY
ぺんてる 万年cil KERRY

 万年筆+シャープペンシル=万年CILまんねんしる
 ってオヤジ臭い造語からして、1971年からずっと現役のシャープペンシルだそうな。
 私よりもずっと年上のパイセンじゃないすか。
 万年筆風シャーペンって、メインウェポンが万年筆になってる私にはちょうど良いシャーペンなんじゃないの?
 て言うのも、これまでに出てきては消えていった最新モデルを横目にずっと現役って事は、恐らくコレ死ぬまで使えるんじゃないかと。
 うん。大人はシャーペンなんて使わないのに、一生使えるっていうパラドックス。

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