SunVoxって知ってますか?
私の愛用するAbleton Liveもかなり特殊なDAWで超面白いのですが、やっぱり一番大好きな音楽ソフトは何かと言われるとSunVoxなのです。
どんな事でも(マシン性能と根性さえ有れば)出来る究極の音楽ソフトだと思います。
何でも出来るとは言っても、やっぱり出自はトラッカーなので、一番得意なのはチップチューンなのよね。
じゃあ究極のチップチューンは何かと言うと、それはやっぱりゼビウスのBGMだと思うのです。
なのでサクッとやってみようと思ったのがコレ。
XEVIOUS.sunvox
音声ファイルではなくSunVoxのプロジェクトファイルなので、聴きたい方はSunVoxを用意して下さい。
iOSとAndroid版は有料ですが、各種PC版はフリーウェアです。
WarmPlace.ru. SunVox Modular Music Studio
私の愛用するAbleton Liveもかなり特殊なDAWで超面白いのですが、やっぱり一番大好きな音楽ソフトは何かと言われるとSunVoxなのです。
どんな事でも(マシン性能と根性さえ有れば)出来る究極の音楽ソフトだと思います。
何でも出来るとは言っても、やっぱり出自はトラッカーなので、一番得意なのはチップチューンなのよね。
じゃあ究極のチップチューンは何かと言うと、それはやっぱりゼビウスのBGMだと思うのです。
なのでサクッとやってみようと思ったのがコレ。
XEVIOUS.sunvox
音声ファイルではなくSunVoxのプロジェクトファイルなので、聴きたい方はSunVoxを用意して下さい。
iOSとAndroid版は有料ですが、各種PC版はフリーウェアです。
WarmPlace.ru. SunVox Modular Music Studio
コレ…サクッとやってみようと思った割には、実は何気に手間がかかってます。
ゼビウスのスタート曲って、実は拍子が4/4じゃないのね。
シャッフルなのか6/8なのかどちらにしろ妙なリズムで、それはSunVoxはデフォルトでは想定されてないの。
部分的な三連符ならチックディレイで対応出来るのだけど、全編にわたって三連符作るのは骨が折れるので、ソングプロパティのticks per lineをデフォルトの6から2に変更して3倍のライン数で三連符を打てるように。
そしてPSGなら単純に矩形波でOKだろうと思ってたら、実はこれも普通の矩形波じゃなかった。
サイクルがズラしてあって、まるでレゾナンスがかかっているかのような音になってるの。
当時のPSGってただの矩形波発生器じゃなくて、波形サイクルを弄れるくらいにはプログラマブルだったのね。知らなかった。
そりゃドライバ次第で声だって出せますわ。ブラストオフ。理屈ではPWMとかDSDみたいなもんだ。
んで、どうやったら似るのかと試行錯誤して何とかスタート曲は完成したと思ったら、今度はメインBGMにも罠が。
単音のミニマルなアルペジオパターンなのは一聴してわかるのだけど、そのパターンが妙にトリッキー。
スタート曲がシャッフル系だったのに、メインは普通に4/4とスカしてくる。
アルペジオパターンは、オクターブジャンプから一音以外は全部ペダルにしたランダム風アルペジエーター。
そしてPSGはこれまたスタート曲と違い、普通に正矩形波というクセの無さ。
これがじっと聴いてるとゲシュタルトにアタックかけてくるの。
つまりスタート曲のイメージからギャップとなって連携したコンビネーションアタックです。
凄いよね。
このたったPSGの3音で、いや効果音にポリフォニーを取られるのでメインは単音でこれだけの工夫がしてあるのは、正に芸術だと思うのです
極限まで要素をそぎ落とし、それでゼビウスらしいミステリアスな雰囲気を演出した、言わば侘び寂びの精神ですよ。
一応、PSGを模した音源の作成とプログラム的なパターン構築法を楽しめたのでこれでFix。
やろうと思えば、フィルタやエフェクタで筐体での鳴り方をシミュレートしたりといくらでも凝る事は出来るけど、チップチューンの真髄ってそこじゃないと思うので。
お暇な方はリミックス素材にするなり、書き出して着信音にするなりなんなり、お好きな様に使って下さい。
とは言え著作権は当然ナムコに有るので、まあ常識の範囲内でお願いします。
この記事も怒られたら謝って消します。
ついでに言うとこのプロジェクト。
SunVoxの操作に慣れた人ならすぐに気がつくと思うけど、妙な所に妙なパターンが隠されてます。
まあ、オマケって事で。
ゼビウスのスタート曲って、実は拍子が4/4じゃないのね。
シャッフルなのか6/8なのかどちらにしろ妙なリズムで、それはSunVoxはデフォルトでは想定されてないの。
部分的な三連符ならチックディレイで対応出来るのだけど、全編にわたって三連符作るのは骨が折れるので、ソングプロパティのticks per lineをデフォルトの6から2に変更して3倍のライン数で三連符を打てるように。
そしてPSGなら単純に矩形波でOKだろうと思ってたら、実はこれも普通の矩形波じゃなかった。
サイクルがズラしてあって、まるでレゾナンスがかかっているかのような音になってるの。
当時のPSGってただの矩形波発生器じゃなくて、波形サイクルを弄れるくらいにはプログラマブルだったのね。知らなかった。
そりゃドライバ次第で声だって出せますわ。ブラストオフ。理屈ではPWMとかDSDみたいなもんだ。
んで、どうやったら似るのかと試行錯誤して何とかスタート曲は完成したと思ったら、今度はメインBGMにも罠が。
単音のミニマルなアルペジオパターンなのは一聴してわかるのだけど、そのパターンが妙にトリッキー。
スタート曲がシャッフル系だったのに、メインは普通に4/4とスカしてくる。
アルペジオパターンは、オクターブジャンプから一音以外は全部ペダルにしたランダム風アルペジエーター。
そしてPSGはこれまたスタート曲と違い、普通に正矩形波というクセの無さ。
これがじっと聴いてるとゲシュタルトにアタックかけてくるの。
つまりスタート曲のイメージからギャップとなって連携したコンビネーションアタックです。
凄いよね。
このたったPSGの3音で、いや効果音にポリフォニーを取られるのでメインは単音でこれだけの工夫がしてあるのは、正に芸術だと思うのです
極限まで要素をそぎ落とし、それでゼビウスらしいミステリアスな雰囲気を演出した、言わば侘び寂びの精神ですよ。
一応、PSGを模した音源の作成とプログラム的なパターン構築法を楽しめたのでこれでFix。
やろうと思えば、フィルタやエフェクタで筐体での鳴り方をシミュレートしたりといくらでも凝る事は出来るけど、チップチューンの真髄ってそこじゃないと思うので。
お暇な方はリミックス素材にするなり、書き出して着信音にするなりなんなり、お好きな様に使って下さい。
とは言え著作権は当然ナムコに有るので、まあ常識の範囲内でお願いします。
この記事も怒られたら謝って消します。
ついでに言うとこのプロジェクト。
SunVoxの操作に慣れた人ならすぐに気がつくと思うけど、妙な所に妙なパターンが隠されてます。
まあ、オマケって事で。
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