OHTO MULTI SLIM 4
いきなりこれを紹介するのもどうかと思います。
なぜならこれは既に廃番だからです。
いきなりこれを紹介するのもどうかと思います。
なぜならこれは既に廃番だからです。
私が最初に買ったOHTOはこれでした。
この鉛筆並みの細さで黒赤青の3色+シャーペンの4機能が入っているという驚異的な多機能ペンです。
多機能ペンって太軸になりがちなのだけれども、4Cリフィルで振り子式で頑張ればここまで細くなるのです。
やれば出来るじゃんよー。
しかもシンプルでスッキリしたデザインが好感持てます。
でもこんなに細い多機能ペンは他にないので欲しい人は多いだろうに、既に廃番品です。流通在庫ももう無いでしょう。
OHTOってこれだから。
どんなに人気があるモデルでも簡単に廃番にしてしまうんですよね。
なので、気に入ったOHTO製品を見つけたら、なくなる前に確保しておく事をお勧めします。
・・・ああ。だから集める気は無いのに無駄に集まっちゃうのか。
既にOHTOのサイトには商品情報は載っていませんが、新商品ページの残骸はまだ残っていますね。
発売当時のカラバリは何色かの展開があって、このモデルは青になります。
しかしただの青ではなく、若干透明感のある塗料で地の金属が透けて見え、青というよりは深みのある紺色という感じです。
塗装のない無垢なシルバー軸もあったのですが、それはツルツル滑りやすいと評判でした
この青バージョンは言うほど滑らないので、塗料が滑り止めの役目を果たしているのでしょう。
リフィルはOHTOお得意のニードルポイントです。
これが丸っこいペン先とマッチしているのですよ。
4Cなのでジェットストリームに換装しても使えるかなと思っていたのだけど、このニードルポイントの方が均整がとれているので変える気になれませんでした。
見た目はパーフェクトに近いのですが、気に入ったからこそ細かい不出来も気になるわけで、デザイン的にこのノック部付近がどうも納得いきません。
まずノック部が異様に長いので不恰好に見えます。
シャーペンで芯を繰り出すためのリーチも必要だからこうなってるのだとは思いますが、遊びも大きく内部の空間にも余裕があるので、胴軸の長さをもうちょっと詰めればもっとスッキリした長さにできたはずなのに。
またクリップに設定されているリリースボタンが黒くて安っぽいプラ製で目立ちすぎ。
もうちょっとデザインで何とかするとか、素材だけでもクリップと同じステンレス製にするとかでもっと良くなったでしょうに。
また振り子式の宿命で、ノック部がチャカチャカうるさい。
そして4Cの金属リフィルと軸の金属筒が当たってシャラシャラうるさい。
高級ペンって周りの人を不快にさせないように静音性も求められるのだけど、それが満たされないのでこのペンは高級ペンではありません。
まあその辺はちょっとした工夫で、内部にクッションを挟み込んでやれば、リフィルのぶつかりは軽減されて静音化は出来ますけどね。
でも振り子の音はどうしてもアンタッチャブルな機構なので軽減出来ません。
これを買ったばかりの頃はそれはもうお気に入りで、ジャケットやバッグのポケットにずっと挿していました。
当時は今ほどマニアでもなかったので、こんなに出来の良い多機能ペンを持っている事が嬉しくてたまらなかったんですね。
しかしちょうどその頃からノートカバーなるものを使い始めて、そのペンホルダーに挿すのはジェットストリームとフリクションと決まってきた事で気がついてしまったのですよ。
「このペン微妙だな」と。
多色ペンとして使うなら私の使い方では緑が無いとダメです。
シャーペンなんて要らないから、代わりに緑を入れて欲しかった。
そしてジェットストリーム4&1には緑があり、そっちにもシャーペンが付いているので、それを持っているならこっちを使う理由が無いのです。
買う際の一番の動機だった「お客さんにバカにされない金属製の高級そうなペンが欲しい」も、マニアになってしまった今となっては「高級そうに見えることだけが唯一の取り柄」みたいなペンもたくさん買ってきてるわけで、それらを見慣れて肥えてしまった目には上記の欠点が殊更気になってしまうのです。
なのであれだけ気に入ってたこのペンも、早々に使わなくなってしまいました。
まあ今ではペンマニアをこじらせて万年筆を使う様になって、溺愛していたジェットストリームすらリストラしてしまいましたけどね。
大人にはシャーペンなんて必要ないし、必要ならもっと高性能な単機能シャーペンを使うので、シャーペン機能の代わりに緑を入れた4色ボールペンって作ってくれないかなぁ。
現状だとビジネス用で実用的な4色ペンってラミー2000しか選択肢がない状態なので、このデザインをベースに改良した4色ボールペン作ってくれたら爆発的に売れるだろうにねぇ。
さて、以前からやるやる詐欺だったOHTOレビュー祭ですが、書いてて異様に長くなってしまいました。
どうせ長いなら「OHTO製品全網羅!」とかやった方が箔がつくのでしょうが、如何せんOHTO製品を全部持ってるわけじゃありません。
そこで、こんな感じでレビューを分割して1エントリ1アイテムで紹介する形式でやっていくことにしました。
祭じゃなくなっちゃいますが。
でもその分だけ更新の回転を上げられるんじゃないかと。
まあ全部ひとまとめでアイテムそれぞれは簡潔なスタイルだったドラフトを、一つ一つ分割して掘り下げたら書く文章量は追加で多くなってしまうんですけどね。
つーこって、そんなこんなでちまちまやっていこうと思います。
この鉛筆並みの細さで黒赤青の3色+シャーペンの4機能が入っているという驚異的な多機能ペンです。
多機能ペンって太軸になりがちなのだけれども、4Cリフィルで振り子式で頑張ればここまで細くなるのです。
やれば出来るじゃんよー。
しかもシンプルでスッキリしたデザインが好感持てます。
でもこんなに細い多機能ペンは他にないので欲しい人は多いだろうに、既に廃番品です。流通在庫ももう無いでしょう。
OHTOってこれだから。
どんなに人気があるモデルでも簡単に廃番にしてしまうんですよね。
なので、気に入ったOHTO製品を見つけたら、なくなる前に確保しておく事をお勧めします。
・・・ああ。だから集める気は無いのに無駄に集まっちゃうのか。
既にOHTOのサイトには商品情報は載っていませんが、新商品ページの残骸はまだ残っていますね。
発売当時のカラバリは何色かの展開があって、このモデルは青になります。
しかしただの青ではなく、若干透明感のある塗料で地の金属が透けて見え、青というよりは深みのある紺色という感じです。
塗装のない無垢なシルバー軸もあったのですが、それはツルツル滑りやすいと評判でした
この青バージョンは言うほど滑らないので、塗料が滑り止めの役目を果たしているのでしょう。
リフィルはOHTOお得意のニードルポイントです。
これが丸っこいペン先とマッチしているのですよ。
4Cなのでジェットストリームに換装しても使えるかなと思っていたのだけど、このニードルポイントの方が均整がとれているので変える気になれませんでした。
見た目はパーフェクトに近いのですが、気に入ったからこそ細かい不出来も気になるわけで、デザイン的にこのノック部付近がどうも納得いきません。
まずノック部が異様に長いので不恰好に見えます。
シャーペンで芯を繰り出すためのリーチも必要だからこうなってるのだとは思いますが、遊びも大きく内部の空間にも余裕があるので、胴軸の長さをもうちょっと詰めればもっとスッキリした長さにできたはずなのに。
またクリップに設定されているリリースボタンが黒くて安っぽいプラ製で目立ちすぎ。
もうちょっとデザインで何とかするとか、素材だけでもクリップと同じステンレス製にするとかでもっと良くなったでしょうに。
また振り子式の宿命で、ノック部がチャカチャカうるさい。
そして4Cの金属リフィルと軸の金属筒が当たってシャラシャラうるさい。
高級ペンって周りの人を不快にさせないように静音性も求められるのだけど、それが満たされないのでこのペンは高級ペンではありません。
まあその辺はちょっとした工夫で、内部にクッションを挟み込んでやれば、リフィルのぶつかりは軽減されて静音化は出来ますけどね。
でも振り子の音はどうしてもアンタッチャブルな機構なので軽減出来ません。
これを買ったばかりの頃はそれはもうお気に入りで、ジャケットやバッグのポケットにずっと挿していました。
当時は今ほどマニアでもなかったので、こんなに出来の良い多機能ペンを持っている事が嬉しくてたまらなかったんですね。
しかしちょうどその頃からノートカバーなるものを使い始めて、そのペンホルダーに挿すのはジェットストリームとフリクションと決まってきた事で気がついてしまったのですよ。
「このペン微妙だな」と。
多色ペンとして使うなら私の使い方では緑が無いとダメです。
シャーペンなんて要らないから、代わりに緑を入れて欲しかった。
そしてジェットストリーム4&1には緑があり、そっちにもシャーペンが付いているので、それを持っているならこっちを使う理由が無いのです。
買う際の一番の動機だった「お客さんにバカにされない金属製の高級そうなペンが欲しい」も、マニアになってしまった今となっては「高級そうに見えることだけが唯一の取り柄」みたいなペンもたくさん買ってきてるわけで、それらを見慣れて肥えてしまった目には上記の欠点が殊更気になってしまうのです。
なのであれだけ気に入ってたこのペンも、早々に使わなくなってしまいました。
まあ今ではペンマニアをこじらせて万年筆を使う様になって、溺愛していたジェットストリームすらリストラしてしまいましたけどね。
大人にはシャーペンなんて必要ないし、必要ならもっと高性能な単機能シャーペンを使うので、シャーペン機能の代わりに緑を入れた4色ボールペンって作ってくれないかなぁ。
現状だとビジネス用で実用的な4色ペンってラミー2000しか選択肢がない状態なので、このデザインをベースに改良した4色ボールペン作ってくれたら爆発的に売れるだろうにねぇ。
さて、以前からやるやる詐欺だったOHTOレビュー祭ですが、書いてて異様に長くなってしまいました。
どうせ長いなら「OHTO製品全網羅!」とかやった方が箔がつくのでしょうが、如何せんOHTO製品を全部持ってるわけじゃありません。
そこで、こんな感じでレビューを分割して1エントリ1アイテムで紹介する形式でやっていくことにしました。
祭じゃなくなっちゃいますが。
でもその分だけ更新の回転を上げられるんじゃないかと。
まあ全部ひとまとめでアイテムそれぞれは簡潔なスタイルだったドラフトを、一つ一つ分割して掘り下げたら書く文章量は追加で多くなってしまうんですけどね。
つーこって、そんなこんなでちまちまやっていこうと思います。
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