最近全く使わなくなったiPod 5G。


 買った当時はそれはそれは便利に使っていて、毎日持ち歩いてそれ無しの生活なんて考えられないと思っていた程。
 まさに No Music, No Life.
 iTunesに溜め込んでいる何千曲という音楽をごっそり全部持ち歩いて、何時でもあの曲が聴きたいと思ったその場でいくらでも聴けるなんて、音楽好きにはたまらない幸せなのでした。

 時は流れて携帯がiPhoneになり。
 これは恐ろしい発明でした。
 iPodは音楽生活に革命を起こしたけれども、iPhoneは音楽を含めた一般生活に革命を起こしてくれやがりました。
 生活の情報全てがiPhoneに集約されるとは。
 まあ正確にはiCloudを中心としたエコシステムに集約されていて、iPhoneはそのクラウド端末の一つでしかないという位置付けなのだけど、表層的にはiPodもそれに取って代わられてしまった。
 この頃になるとiTunesに溜め込んだ曲も万単位を超え、到底iTunes全部なんてiPodに入れられずに取捨選択を迫られるようになり、どうせ全部入らないのだったらiPhoneでいいじゃんと。
 やっぱりHDDのiPodはiPhoneよりも重いしね。

 軽量化のために外出時にはiPodは使わなくなったけれども。
 じゃあ屋内で使うかというと、これが更に使い途がないわけで。
 自宅ではHDDを合計5TBに増設したWindows機を共有サーバにしていて、普段使いなMacBook Air等からバックアップストレージにしてたりするのだけども、iTunesの母艦もここに入れてあるので、ライブラリ共有でiTunesが入ってるマシンならどこからでもアクセス出来たり。
 てゆかiPhoneからだってストリーミングで母艦のライブラリを聴けちゃうのです。
 屋内ではどこに居たってライブラリ全部を聴けるのに、わざわざ容量が限られたiPodなんて使う必要が無いわけで。
 つまり、憐れiPod君は晴れていらない子になりましたとさ。


 そこで今回のネタはRockbox。
 これはiPodに限らず色々なプレーヤーに対応する非公式なオープンソースのファームウェアで・・・なんだけど、まあ最近の機種には対応していない枯れたソフトですわ。
 所謂、iOSでいう脱獄とかAndroidでいうRoot化みたいなものの元祖ってことね。
 それを今更ながら遊んでみたログ。

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