Miki's mental world Blog edition

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2009年01月

 目薬を差そうとしてビニールのケースを開けたら、力が余って破けた。
 長時間モニタに向かう仕事なので目を酷使するため、それをケアするためにも結構お高い目薬を愛用してるのだけど、その割には安っぽいビニール製のケースなのね。

 この目薬に付いてるケースって使わない人も多いかも知れないけど、実はかなり重要なものなんだそうな。
 目薬の薬効成分の中には光(紫外線など)に弱い物もあり、長時間光に晒されると変質して効き目が弱くなるどころか人体に害を与える可能性すらあるらしい。
 その為、普段使わない間はケースに入れて光を遮断しておいた方が良いと。
 いつもカバンやポーチに入れておいて、使う時にだけ取り出すならハダカのままでもいいけど、私はいつも机の上に置いていつでも差せるようにしてるので、このケースが絶対必要なのです。
 元々ケースなんて付いてない製品もあるけど、そういうのは容器自体がUVカット処理してあったり、単に光に弱い薬効成分が入ってないシロモノだったりするのでしょう。
 逆に言えば、ケースが付いてくる目薬はちゃんとケースに入れないといかんってことです。

 というわけで、すぐに破れるようなちゃちいケースなんかより、もっと格好いいケースとか売って無いかなーと「目薬 ケース」でググってみる。
 ・・・ないね。
 てゆか目薬の容器ってちっちゃいものだから、小銭ケースでもジッポケースでも色々な物を流用すればいい。
 また検索結果で上位に来てるのはほとんど自作物なので、自分も作ってみようかな。
 革製の目薬ケースなんてのも、何気なくデスクに置いてあったら格好いいよね。

 でも、IT化が進んでモニタを見続ける人が多くなり、ドライアイ人口が爆発的に増えてる昨今、目薬ユーザーも比例して多くなってることでしょう。
 もうすぐ花粉症の時期でもあるしね。
 そこに目薬を取り出し易くて機能的で格好良いケースがあったら売れるんとちゃうかなぁ。
 少なくとも、ケースが必要ないはずのフリスクケースと同じくらいには売れると思うんだけど。

 なんかブログ書こうと思ったら、新管理画面が使えるということで試してみたのだけど、使い勝手が今までと全く変わってて手間取った。
 ドメインネームが変わってる所を見るとサーバが変わったせいか、投稿フォームの設定が軽く飛んでいて、そのまま投稿したら文章が崩れてしまったり。
 とりあえず前のエントリは旧画面で修正して、新画面を設定し直して今回のエントリから使って見ることに。

 うん、なかなか良いね。
 前はEnterキーを押すと段落<P>で区切ってくれてたのが、普通に<BR>の改行になってくれたのが使いやすいか。
 ・・・逆に改段するのはどうやるんだ?
 あと、リンクを張るのが今まではいちいち別ウインドウを出してたのがIEでは重すぎてウザかったのだけど、新画面ではダイアログなどはレイヤーを出して処理するのが軽快。
 まあ、とりあえず慣れればこっちの方が使いやすいかもという希望が持てただけでも良しとしますか。
 ぱっと少し書いただけで色々な不具合も見えてるけど、まだベータテスト中だそうなので気長に完成を待ってますわ。

 またどっかニュースサイトの記事を引用してネタにしようと思ってたけど、今回は自力で偶然見つけたサイトのネタ。

diplodocs.com

 一言で言えば「マニュアルサイト」。色々な物の取説やマニュアルをPDFにして配付しています。
 .comだけど日本語版の.jpドメインも用意してあるという親切さ。

 例えばハードオフなんかで取説無しのジャンクを買ってきた場合、操作方法が良くわからないなんてことあるでしょう?
 楽器関係ではRolandなどは過去に生産終了になった機材のマニュアルもWEBで配付してたりするけど、そういうのはまだマイノリティですな。
 そこでこういうサイトがあると便利。
 まあ日本語サイトが用意してあるとは言え、元が海外のものなので、扱ってるマニュアルもほとんど英語だけども。
 それでも全く無いよりはマシ。

 ここは管理人が一人で地道にマニュアルを取り込んでアップしてるのではなく、YouTubeのようにユーザーからの投稿で成り立ってるので、かなりの量が揃っていて結構使えそうなサイトですよ。
 ただし、製品の付属物とは言えマニュアルはれっきとした著作物です。
 もし著作権者、つまりメーカーが訴えたら、ここは簡単に消えます。
 だってグレーではなく完全にクロの側にあるサイトだもの。
 本当に利用するかどうかはその辺をよく考えてからにしてくださいね。
 ・・・ウチでは一切の責任は負いません。

 というわけで、半分寝ながら色々試して調べてみました。
 結論から言うと「GOM Playerの内蔵デコーダはハードウェアアクセラレーション出来ない」です。
 しかし「環境設定 > フィルタ」タブでH.264の内蔵コーデックを切ると、 GOM Playerは勝手にPowerDVDのH.264デコーダを見つけて、それを使って再生するようです。
 更にこの状態で「停止フィルタ」タブの高速再生モードにチェックを入れると、内蔵フィルタを切ってDxVAが有効になり、ハードウェアアクセラレーションされてスムーズに再生されると。
 ただし、再生されるようになるのは良いのだけど、GOM PlayerとPowerDVDデコーダとの相性が悪いのか、スケーリングが上手くいかずにドットが荒れたようになってしまいましたとさ。
 世の中ままならんねぇ。MPCでいっか。

 GOM Playerは勝手にPowerDVDデコーダを見つけてきたわけで、それならばいっそPowerDVDデコーダも切ってしまったらGOM Playerはどうするんだろう?
 というわけで、フィルタのカスタマイズでPowerDVDデコーダも切ってみることに。
 するとGOM Player様は、今度は「CoreAVC」なるコーデックを見つけてきやがりました。
 ・・・なにこれ。メッチャ軽いじゃん。PowerDVDデコーダに匹敵するぬるぬる感。
 AVCってのは正確にはMPEG4/AVCで、H.264の別名ね。
 でも、自分でこんなコーデック入れた記憶はありませんが?

 確か「CoreAVC」って、有料のシェアウエアじゃなかったかな。
フルHDがffdshowより軽く再生できる世界最速のH.264ソフトウェアビデオデコーダ「CoreAVC」
 と思って調べてみると、こんな記事を発見。
フリー版のCoreAVCコーデックが入手できない理由を調べてみた。
 つまり、昔配付されてたアルファ版がいつの間にかウチのマシンに紛れ込んでいたものってことか。
 ・・・ちょっと待ってくださいよ?
 CoreAVCは将来的な対応予定にはあるけど、現段階でハードウェアアクセラレーションが出来ません。
 昔のアルファ版なら言わずもがな。
 なのにこんなに軽いってどういう事ですか?
 んー、グラボ+PowerDVDを買うのに比べたら、最上位のProfessional Editionでも1500円程度ってめっちゃ安いよね。
 現状でH.264の再生環境に不満があるなら、その程度の出費で解消されるのは非常に良い選択肢だと思う。
 自分は既にグラボもPowerDVDも持ってるからモチベーション無いけどさ。

続きを読む

 いつもいつも頻繁にGIGAZINEの記事を引用してネタをでっち上げるのも芸がないとは思うのだけど、自分はGIGAZINEって結構好きなのよね。
 ストレートにメジャーポピュラー&ビギナーフレンドリーでありながら、適度にニッチマニアック感が漂う安っぽさが何とも言えないのですよ。
 ぶっちゃけお子様なオタク向け。

 というわけで、今回参考になったのはこちら。
フルHDサイズ(H.264+AAC、1920x1080)のムービーを低いCPU負荷でぬるぬる再生する方法

 記事では「VAIO type P」という所謂WEBノート的なPCをターゲットに書いてあるのだけど、自分が気になって読んでみた切っ掛けはH.264の部分。
 H.264とは動画コーデックの一種で、言うまでもなくiPodのムービーに採用されてる形式。
 他にもYouTubeやニコニコ動画の高画質コンテンツから、ワンセグやブルーレイのようにメジャーなメディアにも採用されるなど、今一番アツイ形式ですな。
 自分はiPodの動画を何とかしようと頑張ったおかげで一番身近な形式ではあるのだけど、H.264は熟成されたWMVやAVI系に比べて最近のコーデックであるため、最近のマシン的な処理パワーが要求されるのです。
 つまり他のコーデックはCPUが少し古くても問題なく再生出来るのに対し、H.264は最近のマシンでないとスムーズに再生出来ないとか。
 ・・・ええ、ウチのマシンはどうせ古いです。
 まあ、iPod用のQVGAやVGAといったSD以下でしかもベースラインなレベルはそれ程問題ないのだけどね。iPodで再生出来るくらいだし。

 とりあえず現状は、H.264の動画を見たい場合は、DVDでもないのにPowerDVDを立ち上げていました。
 何故かというと、PowerDVDにはハードウェアビデオアクセラレーション機能が備わっていて、それを利用するとビデオカードのエンコーダを利用するためCPU負荷が抑えられ、スムーズに再生出来るため。
 そう、GeforceやRadeon、Intelの最近のオンボードグラボにはそんな機能があるのですよ。
 ビデオカードってのはマニアが3Dゲームをグリグリ動かすためのものだという印象が強いのだけど、実はこんなオマケ機能が備わっていて、しかも一般人にはその「オマケ機能」の方が3Dグリグリより有用だったりするのは何かの皮肉ですか。
 ただやっぱりオマケ機能だけあって、ソフト側がそれに対応していなければ効果がない。
 だから上記のPowerDVDを立ち上げる理由は、自分のPCの中でそのアクセラレーションに対応してるソフトがPowerDVDしか無かったというのがその答え。
 そこで今回のGIGAZINEの記事を見てみると、設定の手順を列記してあるだけで説明が足りないのだけど、要は「MPC HCにPowerDVDのH.264デコーダを経由してハードウェアアクセラレーションさせる」ということらしい。
 うん、ウチにもHCじゃないけどMPCは入ってる。設定はほとんど一緒だ。ということでやってみました。
 結果・・・すげー・・本当にぬるぬる動く。
 PowerDVD単体でも引っかかりなく再生はすることはするんだけど、そっちはデコーダだけじゃなく本体自体が重い上に余計な処理をしてるのか、高画質設定だと色が崩れたりするのが気になってました。
 これで今までのAVIと同様の感覚でMP4を扱えますわん。

 ついでにGOM Playerにも同様の設定が出来ないかと探して見る。
 なんだ、出来るじゃん。
 ・・・あれ?もしかしてこっちは素でアクセラレーション出来る設定がある?
 このソフトは初心者向けなのかマニア向けなのか、立ち位置が不明なんだよなぁ。
 設定のラベルが分かり易くかみ砕いて説明してあるようでいて、結局意味が良くわからなくなってるの。
 もう少し試してみますか。

Seagate製ハードディスクのファームウェアに致命的な不具合、起動不能・アクセス不能になることが判明

 ・・・だそうです。
「ウチはどうだったかなー?」と少しでも未確認要素があるなら、とりあえず調べておいた方がいいですよ。
 上のGIGAZINEの記事中に調べ方と、もし当たりだった場合の対処方法が書いてあります。
 SeagateのHDDを単体で買った経験が無くとも、PCにデフォルトで入ってるHDDがSeagate製だったり、エレコムやバッファローなど国内ブランドの外付けドライブの中身がSeagateだったりするくらい、超有名なメーカーなのでね。

 人生でHDDを5台くらい飛ばした経験から言わせてもらえば、アクセス不能になってからでは遅いのです。
 今まで何気なく出し入れ出来ていたデータが、ある日突然無くなってしまった時の絶望感といったら・・・。
 HDDは寿命のある消耗品です。バックアップは大切に。

 今までに何百万回も言われて来たんだろうな・・・。

 安めぐみ。

 思い出したっっ!!
 巡音ルカのモチーフシンセだけども、袖のコンソールパネル見たら一発でわかるじゃん。

YAMAHA VL1

 髪の色に気を取られすぎて、本質を見失ってましたな。

 このVL1というシンセが特異なのは、バーチャルアコースティックと名付けられた物理モデルシミュレーションを音源にしていることです。
 簡単に言うと、それまでのシンセは「音そのもの」を加工して発音していたのに対し、VL1では「楽器の音が鳴る構造」を計算して発音するってこと。
 音色のリアルさで言ったら本物の楽器をサンプリングしたPCM音源には劣るのだけど、VL1は演奏に対するレスポンスが音色の時間的変化の点で自然で、これのストリングスを初めて聴いた時は「え?これシンセ?」と吃驚したのを覚えています。
 ただ、こういう自然楽器に特化した音源は革新的ではあったのだけど、ロックやポップスという一般大衆向けのジャンルではニッチ過ぎて、「サンプルさえあれば何でも出せるPCM音源」の方が使い勝手が良い為、DX7のようにシーンを塗り替える程のヒット作とはお世辞にも言えなかったのでした。

 これを踏まえて、巡音ルカというキャラクターの設定というか立ち位置を考えてみたり。
 革新的技術で衝撃的なデビューを果たし、一般層に広く認知されることになった初音ミク(DX7)。
 シンセのラインナップ上にはあるのだけど「お子様向け」という属性が付いてる鏡音リン/レン(EOS)
 すると巡音ルカは、大衆機である初音ミクや鏡音リン/レンよりは姉的(高級機)な立場で、他人とは違うオーラ(物理モデル音源)を持った、ナンバーワンよりオンリーワン(売れなかったけどインパクトはあった)な存在。

 ・・・シンセを擬人化して妄想出来る日が来るなんて、オタクやってて良かったー!
 隣のコルグさん家やライバルのローランドさんとか出て来ないかなぁ。
 うん、出すかな。妄想の中で。

 初音ミクから始まった、所謂「萌えボーカロイド」のシリーズも、とうとう3本目が出るそうです。

巡音ルカ

 ここでシンセオタクとして気になるのは、このキャラがどのシンセをモチーフとしてるかなのですよね。

 初音ミクは、デジタルシンセの革命となった「初代DX7」。
 鏡音リン/レンは、本気だったのかどうか疑わしい「EOS BX」。

 つまり、VOCALOIDという技術を開発したYAMAHAをリスペクトして、YAMAHAのシンセをモチーフにしているんだそうです。
 となると巡音ルカも何らかのモチーフがあるのは当然なわけで。

 ・・・って、EOSに失望して以降は自分はYAMAHAを見限っていたので、そんなにYAMAHAシンセのデザインが印象に残ってない。
 そもそもこんな薄紫をベースにゴールドがアクセントになってるようなシンセってあったかなぁ?
 金が印象的と言えば、記憶の片隅にあるのは、例の100周年記念モデルしかない。

DX7II Centennial

 あぁ!!
 これググってみてわかった。
 確かにこの公式サイトの写真ではボディが薄紫に見えるね。
 イラスト描いた人も、一応この公式の写真を見てイメージしたのでしょうか。
 でもね、実はこれ、ボディはシルバーなのですよ。
 銀メッキのボディに金メッキのボタンという、無駄にゴージャスなモデルでした。
 当時のカタログではちゃんとシルバーに見える写真使ってたはずなのにな。
 うん。子供心に欲しかったですよ。子供に買える値段でもありませんでしたけどね。

 出来た。
 とりあえずSafariとChromeで確認。
 IEとFirefoxは、普段使ってるせいでキャッシュがしぶとく生き残ってるのか、変化を確認出来ず。
 まあそのうち切り替わるでしょう。
 出来てなかったらその時はその時で。

 何をしたのかというと・・・んー内緒にしとくので、気がついたら人目に付かないようにニヤリとしてくださいな。
 これの素材を作る作業は10分もかかってません。
 つかこれそのものに目的があったのではなく、これを実現する方法と過程をラーニングすることが主目的だったのですよ。
 このブログを開設してから4年以上経ってるわけだけど、それなりに自由にカスタマイズ出来ることに、最近になって気がついたり。

 というわけで、一つヒント。
 左下のネコではありません。

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