今までCDをインポートするのに、インポートボタンを使わず、全選択してソースリストに放り込むという方法を取ってました。
こうすると、アーティスト名とアルバム名のついたプレイリストが出来上がるのね。
iPodではアルバムから探し出せるのに、iTunesでは曲が全部バラバラに並んで、ソートできるとは言え何となく気持ち悪くて、アルバムごとにプレイリストを作ってました。
でも何百枚も数が増えると、そのプレイリストから目的のアルバムを探し出すだけでも大変。
そこでいっそのこと、このアルバムごとのプレイリストを全部捨てちゃいました。
すると曲を探し出すのが面倒になったかというと、実は簡単に探し出す方法があるのね。
たとえばネットから情報を探し出したいとき、みなさんはどうしますか?
そう、答えは簡単。検索すれば良いんです。
iTunesにも、右上の目立つところに検索窓があるんですね。そしてこれがiTunesの重要な使い方なのでした。
ここに文字を入れると、その文字を含んだ曲だけが表示されるようになります。
曲名だけではなくて、アーティスト名、アルバム名も対象で、スペースを入れればANDで検索もできます。
ウチでは「ramm mutt」と入れると、RammsteinのMutterというアルバムだけが並びます。
また検索バーを併用すれば、ビデオのアーティスト名のみに検索をかけるなど、検索する項目を絞ることが出来ます。
これに列のソート機能を組み合わせれば、結構フレキシブルに並べることが出来るんですね。
たとえば「Bon Joviのアルバムを年代順に並べたい!」とか思ったら、検索窓に「Bon Jovi」と入れ、検索バーはミュージックとアーティストを選択、後は年の列を表示してそれでソートをかける。
たったこれだけの手間でも何度もやるのは面倒だと思ったら、全選択してソースリストに放り込めばこの順番でプレイリストが作成されるので、次回からはこのリストをクリックするだけ・・・って、まあ無駄にリストが増えるのが嫌だからやりませんけど。
もう基本的すぎて、日常的にiTunesを使ってる人には「そんなことも知らなかったの?」ってな話だけど、意外と初心者はわからなかったりするのよね。
なぜかというと、この検索窓に文字列を入力するという作業がCUI的だから。
Appleが初期の頃、Macintosh以前の時代からGUIを追求してきて、なんとか排除しようとしてきたCUI的な作業を、こんな形で取り入れることになるなんて、開発者もかなり屈辱だったに違いない。